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 「KinKi Kids」の堂本剛(26)が初のエッセー本「ぼくの靴音」(集英社刊・1470円、5日発売)を出版することが3日、分かった。月刊誌「Myojo(明星)」で6年間連載した84編を収録した単行本にしたもの。イラストや作詞作曲など幅広く活動する剛が、日常の出来事や仕事、恋愛体験までを赤裸々につづり、“人間・堂本剛”の成長をたどれる内容となっている。

 “キンキの剛”ではなく、ひとりの若者として、等身大の素顔を語った。

 剛は「Myojo」誌上で99年2月号からエッセーを連載。「書きたいことは山ほどあるねん」という言葉がきっかけでスタートした連載は、今年3月号で終了。6年間のエッセー84編を「ぼくの靴音」にまとめた。

 日常のささいな出来事に感じる喜びや音楽、友情、家族などテーマは幅広く、「僕、堂本剛は、女性と話すのが大の苦手です」などといった“自己分析”も。また、好きだった人との気持ちの行き違いなど、これまでの恋愛体験も隠さずつづっている。当時の写真も掲載され、19~25歳までの成長の軌跡がたどれる内容となっている。

 剛は02年に作家・伊集院静氏(55)と共作したエッセー「きみとあるけば」を出版。伊集院氏が文章を書き、剛がイラストを担当した。03年には第2弾「ずーっといっしょ。」を出版したが、自ら文章を担当したのは初めて。

 これまでの“靴音”を凝縮させた1冊について「6年を経て僕が得た、今のところの答えとしては、文中にも出てくる“大人になる必要もない。子供になる必要もない。ただ自分で在れば良い”ということでした。この本を手に取ってみて、堂本剛を感じてみてください」と話している。

 本のカバー写真は、故郷・奈良で9月に撮影。剛の提案により、360度、風景が見渡せる場所として「平城宮跡」が選ばれた。広い空の下にたたずむショットは、本人もお気に入りの1枚という。東京・六本木の毛利庭園はキンキが“プロデュース”し、園内のくまのオブジェは剛がデザイン。ソロツアーでは自作曲ですべて構成。剛のマルチな才能を、この1冊で味わえそうだ。

 ◆堂本 剛(どうもと・つよし)1979年4月10日生まれ。26歳。93年にジャニーズ事務所入りし堂本光一とともにKinKi Kidsとしてデビュー。同年、ドラマ「人間・失格」に光一とともに出演。96年にCDデビューとなった「硝子の少年」はオリコン初登場1位。2001年「Hey!みんな元気かい?」がオリコン初登場1位となり、デビュー以来13曲(現在は21曲)初登場1位でギネスブックに載る。「街/溺愛ロジック」でソロシングルを発売。
(スポーツ報知) - 12月4日8時0分更新


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051204-00000008-sph-ent





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